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ランカちゃんはぴばーv

…のつもりでしたが。
…ランカ→シェリル←アルトなアホ話です。
ランカちゃんが黒いわアルトが可哀想なので、それでもばっちこーい!な方のみ、どうぞ。





2010/04/24 ちょっとだけ修正

「ランカちゃん、誕生日のプレゼント何が良い?」
「あ…」
忙しくて自分自身忘れていたが、シェリルからの言葉にランカは感動で胸をつまらせた。

「去年みたいにお花送ろうかと思ったけど。せっかく仲良くなれたんだもの。ランカちゃんの欲しい物あげたいわ。何でも言って」
「何でも…ですか」
「えぇ。遠慮しないで」
「…ホントに良いんですか?」
「もちろん。あたしはシェリルだもの」
うんうん、と頷くシェリル。
ブレラとオズマ、二人はランカとシェリルのやり取りを微笑ましく見守っていたが、アルトは一人嫌な予感を感じていた。
「あの…じゃあ遠慮なく!」
ランカは瞳を感激で輝かせ、
「シェリルさんが良いです!」
と叫んだ。
「!?」
「え…!?」
男どもは瞬時に凍り付く。
「シェリルさんとらぶらぶの、水入らずデートでお泊まりしたいです!」
「…そんなのでいいの?」
「はいっ!」
シェリルが訊き返すが、ランカは力強く頷く。
「お仕事では一緒の時間があってもプライベートで二人きりはなかなかないじゃないですか」
「そういえばそうね」
シェリルも頷きながら、
「ではオフ取って1日遊びましょ。お買い物もいいわよね。もちろんご飯と服も買ってあげる」
「ばっ…シェリルつ」
よせ、とアルトは言おうとしたのだろうが、ブレラに押さえつけられた。
「はいっ!エスコートはお任せください!もちろん、お泊まりも忘れないでくださいね!」
「いいわね。パジャマデート、楽しみだわ」
「ええ、とっても…」

アルトは止めようともがくが、ブレラは完全に彼を押さえ込む。
「二人っきりでらぶらぶに過ごしましょうね」
ぐ、とランカはシェリルの手を取り、胸元で握り混んだ。
「ね」
「…仲良いな、お前たち」
オズマが言う。
「うん、だからオズマお兄ちゃんはキャシーさんと、ね」
「そうだな…」
オズマも嬉しそうだった。
(隊長…!)
なおも暴れるアルトだが、ブレラは決して解放しない。
(ブレラ、お前それで良いのかよ…!)
こっそり小声でアルトは抗議したが、
「ランカの望みが俺の望みだ」
とお決まりの台詞で返された。

そして当日。
何とかシェリルを奪還しようとアルトは彼女たちをつけていたが、通行人から不審者扱いされて通報されかけ、そしてホテルで隣の部屋を借りようとしたがランカとシェリルの部屋はコンドミニアムだった。
そこで、結局諦め帰ってしまった。

翌朝。
久しぶりに学校で皆が顔を合わせての昼食。
まんじりと一人眠れぬ夜を過ごしたアルトとは対照的に、ランカとシェリルは元気だった。

何故か疲労を滲ませたアルトの様子を怪訝に感じながらも、シェリルはナナセやルカに昨日のことを楽しげに報告していた。
「楽しかったわよ。初めて泊まったホテルだけど綺麗だしサービスもいいし」
「ディナーも美味しかったー」
「ね。今度はナナセも一緒にどう?」
シェリルの誘いにナナセも顔をほころばせた。
「良いですね」
「僕も誘ってくださいよ」
ルカが言うが、
「ダメだよルカ君。女の子限定なんだから」
すかさずランカがそう告げる。
「ずるいですよぉ、僕もナナセさんと…」
ぶつぶつルカが言っているが、
「女の子限定なんて、素敵すぎますv」
ナナセの耳には届いていないようだ。
「でも本当にあれで良かったの?」
シェリルがランカに再び訊ねた。
「ええ。デカルチャーでした!」
何がデカルチャーだ、と心中で苦情を洩らしながらもアルトは黙ってお茶を啜っていた。が、
「シェリルさんとひ・と・つ・のベッドvサイッコーの夜でした!」
「…!?」
思わずルカもアルトもお茶を吹き出しそうになった。
しかも、
「でも、私、随分早く寝ちゃったわよね?良く覚えてないんだけど…せっかくゆっくりお話ししようと思ったのに」
「良いんです、シェリルさんお疲れなんですから。でも本当にデカルチャーな夜vでしたよ」
「…そうなの?」
不思議そうにシェリルは問いかけたがランカは本当に上機嫌だ。
いちいち「」だの「一つのベッド」だのを強調しやがってと、アルトは憎々しげに想いながら眉間に青筋を立て、それでも何とか耐えていたが、ふと思いついて、
「シェリル」
「なあに?」
「…俺の誕生日も、同じにしてくれないか」
おお、とある意味大胆な発言にルカとナナセは目を見張った。
が、
「いつだっけ?あんたの誕生日」
シェリルがそう訊ねてきた。
「…7月だ。7月27日」
去年とはえらい違いに憮然としながら言うと、
「ダメだ。ランカとシェリルはその時期ツアーが入っている」
ブレラがたたき落とすように告げた。
「ツアーって…」
「昨日決まった。銀河系を半周する長いツアーになる」
昨日!しかも銀河系を半周とは。
「…そうしたら数ヶ月かかりますよね。その間ランカさんとシェリルさんに会えないなんて」
淋しく呟くナナセに、
「松浦」
珍しく苦笑のような表情をブレラは浮かべて告げる。
「後ほど正式にオファーするが、スタイリストのサポートとして入ってもらいたい。アンジェローニ主任にも新型フォールドパックを使用するに当たり、メンテナンスと解析要員として協力してもらうため、同行願いたい」
「やった!」
「嬉しいです!皆さんとお仕事出来るなんてっ」
「…ちょっと待て」
狂喜するルカとナナセをよそに、アルトは仏頂面で、問いかける。
「なんだ」
「ランカとシェリルのツアー?…ナナセとルカは同行するのか――」
「言っておくが」
ブレラはアルトの問いを途中で遮り、
「貴様はリストに入っていない。SMSの任務があるだろう」
「そうなんですか?」
ナナセが驚いて言えば、
「残念ですね、アルト先輩」
楽しげにルカは言い。
「ほーんと。残念だったねー、アルト君v」
ランカはメフィストのような笑みを見せた。
「ランカ、てめえ」
アルトが文句を言おうとしたが、
「私たちの仕事は歌うことだけど、みんな、それぞれの道がある以上仕方ないわね。頑張りなさいよ、アルト」
シェリルがあっさり告げて、余計に落ち込む。
「私、フロンティア以外の船団は初めてです」
「そうね。今度は私がエスコートするわ。前のツアーで殆どの船団は回っているし」
「わー!嬉しいです!」
ナナセは本当に嬉しそうにはしゃいでいる。それをルカはうっとりと眺めていた。
「ホテル、また一緒の部屋にしましょうね!」
ランカが無邪気に言うと、
「あらいいわね。そしたらナナセも一緒で良いじゃない」
「いいんですか?」
「勿論よ」
シェリルも楽しそうに応え、ナナセはますます笑みを輝かせる。
盛り上がりを見せる女性陣の会話にアルトは焦りを隠さず、
「ランカ、ちょっと来いっ!」
と、強引にランカを連れ出した。
「…早乙女君、どうしたんでしょうね」
「ほんと、どうしたんですかねアルト先輩」
ナナセとルカは仲良くそう言って顔を見合せた。
本当に心配そうなナナセとは裏腹に、ルカは何処か楽しそうな表情を浮かべていたがそれにブレラは気付かない振りをした。
シェリルは、
「ランカちゃんとアルトは本当に仲が良いのね…」
と、何処か寂しげに呟く。
明らかな誤解に、誰も何も言えなかった。


一方。ランカとアルトは屋上にいた。
「ふざけんなよ、ランカ。シェリルは俺と付き合ってるんだって前にも言っただろう」
「そう思ってるのはアルト君だけだったりして」
「なっ…」
わなわなと震えるアルト。
「それは言い過ぎかもだけどー。昨日はあたしとシェリルさん、ベッドもお風呂も一緒だもーん」
「ふっ…風呂っておま…」
「女の子どーし、あったりまえじゃん。背中流しっこもしたしv」
「…」
頬を赤らめるアルトに、
「アルト君えっちー。何想像してるのー?」
ランカがからかう。
「ばっ…」
…ランカが女でなく男だったらぼこぼこにしてやりたいが、アルトは必死に耐えた。そして、
「…それだけ、だよな」
「なぁに?」
「それ以上は、シェリルに手を出してないよな…?」
なんでこんな心配までこいつ相手にしなきゃ行けないんだと思いながら、アルトは決死の思いで問い掛けた。
「してないよ」
ランカはあっさりと、だが些か残念そうに、
「シェリルさんすぐ寝ちゃったもん、だからそこから先にはいってないしー」
「…先って…。何する気だったんだ。お前…」
「せっかく気持ち良く寝てるのを邪魔したくないもん。アルト君と違って」
「バカやろ。俺だってそんな真似はしない」
「どうかなぁ。アルト君、むっつりスケベだし。絶対頭の中ではイロイロイロイロとシェリルさんになんかやってるよね」
不信感を露にランカはアルトを睨み付けた。
それは完全に否定できないので、アルトは何も言えない。
だが、ランカは何を想ったのか、
「安心して、アルト君」
急に笑顔になる。
「シェリルさんはあたしが幸せにするから、アルト君は心置きなくお空へ飛んでっちゃってー」
そう言いながら走り出した。
「…待て!ランカ!」

…二人のやりとりは全てブレラの耳に入っていたが。
ルカやナナセと談笑するシェリルには何も告げないでおくことと、とりあえず彼女は妹の悪ふざけからも守る必要があることを、自らに再確認した。



ごめんなさいいいい

テーマ : マクロスF
ジャンル : アニメ・コミック

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Author:Rook
ようこそおいでくださいました。
こちらはマクロスフロンティア感想・および原作とは全く関係のない妄想小話の吐き出し部屋です。
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銀河の妖精至上主義
一応映画が公開されるまでの期間限定ですが、もしかしたら延長もあるかもしれません(笑)
→とりあえず完結編公開まで。

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