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2059劇場版後編撮影裏話

…アップするの忘れてました。

何回も書いてるネタですが、ランシェリアルなトライアングラーと見せかけて主役は公式唯一のあのカップルです(笑)
宜しければ続きからどうぞ。






「お前なあ、いい加減にしろよ」
「それはこっちの台詞だよ早乙女君。あたしとシェリルさんの仲を邪魔しないで」
「仲、て…お前なあ、二人の場面があるから打ち合わせするのは当然だろうが。なのにシェリル連れ出して撮影サボるなんて」
「サボってなんかいませんー。シェリルさんに歌を教わってただけだもん。早乙女君とシェリルさんならいつも本番一発じゃない、リハだけで十分でしょ?」
「な訳あるか、仕事だろ、芝居を舐めるな」
「うっそ。めっちゃ鼻の下延ばしてたでしょ、あたし見ちゃったもん。仕事にかこつけて下心出すなんてサイテー」
「なっ…」
言葉に詰まったのは図星だったのか。
「な、何をっ」
「早乙女君にシェリルさんは渡さないよ?シェリルさんの“まぐろ饅”も勿論」
「ま、まぐろ饅っておま…」
二人ヒソヒソと言葉を潜めて言い争っている。
「…なにやってんだ。あいつら」
クランが呆れて呟く。
「劇場版後編の撮影が始まってここんとこずっとあんな調子だぜ。勘弁して欲しいよ全く」
ため息とともにミハエルが受ければ、
「でもあれでしょ?“犬も食わない”、て」
シェリルが言う。
「…は?」
クランが目を瞠って絶句する。
「あ、ほら。“喧嘩するほど仲が良い”って?ほんと、仲良しで羨ましいわ。アルトとランカちゃん」
日本語の諺で言うでしょ?シェリルは楽しげだが。
「……」
ミハエルもクランも一気に疲労を覚えた。が、やがてミハエルが、
「なあシェリル。お前…“天然”とか、言われない?」
そう訊ねれば、
「何よ今更」
シェリルは唇を尖らせた。
「あたしは正真正銘、1000%天然モノよ?ギャラクシーではそれが“ウリ”だったって、知ってるでしょ?」
「……そう、だったな」
「シェリル」
「あ、グレイス。なあに?今行くわね」
マネージャーに呼ばれ、シェリルはその場を去る。
後に残された面々は一様に脱力した。

「…エライ勘違いだな」
「なんとか誤解が解けるといいのだが…」
ミハエルとクランがちらりと言い争っていた二人を見ると、二人ともガックリと肩を落としている。
が、やがて、
「でもそんな“純真無垢v”なとこもシェリルさんの魅力だもんね」
ランカが言えば、
「そうだな」
アルトが応える。
「負けないからね、早乙女君」
「それはこちらの台詞だ」
「……」
こういう所で息があうあたり、『仲が良い』といえなくもないか、とミハエルもクランも思った。
「さて、クラン。俺たちも個人リハやろうか、二人っきりで」
「二人のシーンなんてあったか?」
まだ脚本は手直し中で、今のところそういうシーンはない筈だ。クランが首を傾げると、
「これから、のラブシーンだよ」
ミハエルはクランの耳元で囁いた。
「ばっ、ばかもの…!」
紅くなった頬に、素早く口付ける。
「行くよ」
「…も、もう始まっているのか」
照れてはいるが嫌がってはいない。
それに安堵しつつ、ミハエルはクランの腰を抱くようにして、スタジオを後にした。

テーマ : マクロスF
ジャンル : アニメ・コミック

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こちらはマクロスフロンティア感想・および原作とは全く関係のない妄想小話の吐き出し部屋です。
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一応映画が公開されるまでの期間限定ですが、もしかしたら延長もあるかもしれません(笑)
→とりあえず完結編公開まで。

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