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グレイスさんと幼シェリルさん小話

久しぶりに寝込みました…乙。

なので、熱に浮かされながらも小ネタ、投下します(寝てろ)
拍手のお返事とかもたまっててすみません。

でも書かずにはいられなかったんです…。

ちびシェリルさんとグレイスさん。


「お誕生日おめでとう、シェリル」
「ありがとー、グレイス」えへへ、と幼い少女は嬉しそうにケーキを手でつかもうとする。
「お行儀が悪いわよ」
たしなめられて、
「あ、ごめんなさい」
シェリルは一瞬、しゅんとなったが、今度はきちんとフォークでケーキを口に運び、笑った。
「美味しい!ありがとうグレイス!!」
満面の笑みを浮かべたシェリルの口元を、グレイスは優しく拭った。
「ん…」
「ついてるわよ」
「はぁい」
それでも可愛らしく微笑むシェリルに、グレイスも笑いかけた。
ケーキを食べ終えたシェリルは、満足そうにしていたが、その瞳に疑問を浮かべ、訊ねた。
「ねぇ、グレイス」
「なあに」
「なんで今日をあたしの誕生日にしたの?」
「そうね」
インプラントを施していないためIDのないシェリルをアイドルにするためには、仮のIDが必要だったから、便宜上誕生日を作る必要もあった。
彼女の生誕記録の残っていた病院もなかったが、確かドクター・マオが孫の誕生日だと話していたことを思い出して、その日にしたのだ。

だが、他にも理由がある。
「覚えてない?」
「なあに?」
「今日、なのよ。貴女と私が出会った日が。今日で一年よ」
シェリルは目を見張る。そして暫くするとその目は潤んできて。
「グレイスっ…!」
グレイスの胸に抱きついた。
「そうだったのね!ありがとう!」
「いいのよ」
泣きじゃくる小さな背中を軽くあやすように叩く。育児書から得た知識だが効果はてきめんで、シェリルはすぐに落ち着いた。

そして、
「グレイスの誕生日は、いつなの?グレイスはいくつ?」
今度お祝いしてあげる、とシェリルは言いたかったのだが――。
「…シェリル」
「は、はい」
グレイスから発せられる気配に押されて、沈黙する。
「レディにはね、聞いていけないことがあるのよ…?」
うふふ、とグレイスは口元に笑みを浮かべているが、その双眸は笑っていない。
幼いながらもその迫力を感じ取ったシェリルはただ黙って頷くしかなかった。


今後、誕生日のことについては一切触れないでおこうと、シェリルは幼心にも己に誓った。




ところで、グレイスさんは117調査船団襲撃時はまだ二十歳前後だったらしいですが。
グレイスさんの誕生日も知りたいな~。
ところで、何でお誕生日ネタが時季外れにも思い浮かんだのかという理由ですが、

両親の誕生日が、
「母=シェリルさん」
「父=アルトさん」
という衝撃の事実にびっくらこいたからです…。

偶然って怖い。


テーマ : マクロスF
ジャンル : アニメ・コミック

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Author:Rook
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こちらはマクロスフロンティア感想・および原作とは全く関係のない妄想小話の吐き出し部屋です。
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