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書き逃げ。

いつも以上に男性キャラ崩壊しています。
特にブレラさん。

ちなみに、元ネタは某スマイルとようつべから。
まりあほりっくに使われていたらしいですね~。





君に胸キュン?


学生の放課後の遊びと言えば、ゲームセンターかカラオケか、というのが2059年でも定説だった。
だが、今まで彼らはカラオケに行ったことはなかったのだが…。


「ほら、良く言うだろ。歌は文化、文化は愛、てな」
一人上機嫌なのはミハエル。
「…だからってカラオケかよ…」
げっそりとアルトはソファに寄りかかり、ぼやいた。
「ランカさんとシェリルさんがカラオケ店、なんて大丈夫ですかね。お店パニックになりそうですが」
ルカは新譜を検索しながら呟いた。
「心配ない」
そう言ったのはブレラ。
「この店は本日貸し切りだ」
「…手際の良いことで」
脱力したようにアルトが言うと、
「それはそうと、何を歌うんですか?」
訊ねたのはルカ。
「シェリルやランカは、今のナンバーよりも地球時代の方が良いと思ってな。皆で練習しようぜ。振り付けつきで」
ミハエルはそう言って画面を出す。
「本当は三人が良いんだけどな。ここにいる全員でやろうぜ」
「さ、三人なら先輩達でどうぞ」
ルカが辞退しようとし、
「シェリルの前で歌うなんてまたしごかれるに決まってるだろっ(「シェリルさんとSMS小隊の歌」参照)…俺も降りる。ミシェルとブレラだけでやれよ」
アルトは今にも逃げださんばかりだ。
「まあまあまあ」
ミハエルは笑って言う。
「シェリルもランカも、ナナセも喜ぶと思うぜ。面と向かって好きだの愛してるだのは流石に恥ずかしいけど、冗談っぽく歌にすればばっちり伝わるだろ?」
「…そんなもんかよ」
アルトはだが、乗り気になったようだ。
「よっしゃ、時間ないんだ。練習しようぜ」
そう言ってミハエルは練習用の画面を開く。そこに映っていたのは、やる気なさそうな三人の男がだらだらと踊りながら歌っているというものだった。
「いやいやいや、これはないって!」
アルトは再び逃げようとし、
「これはないですよ、ミシェル先輩!」
ルカは悲鳴をあげたが、
「良いんじゃないか」
意外にもそう言ったのはブレラだった。
「軽い歌詞、ふざけた曲調だが、奥が深い。ランカの『星間飛行』にも通じるものがあるな…」
と。
「あれの『キラッ☆』の方がまだましだぜ」
「ほらほら、照れるな。とりあえず練習しようぜ。大丈夫、シェリルならどんな歌でもその真意を読み取ってくれるさ」
「…そうか?」

――アルトの脳裏に、笑いながらも喜んでいるシェリルの姿が浮かぶ。
「バカみたいだけど、…嬉しいわ。アルト」
うっすらと眦に涙を浮かべながらも、シェリルはアルトに感謝の口付けを落とす。
――いいな、それ(※完全に妄想です)。

「…とりあえず練習するか」
「そうだな」
アルトが立ち上がり、ルカも渋々従った。
女性達は後30分程で来る予定だ。シェリル達は仕事があり、クランとナナセは買い物してから、二人と合流して来るという。

「アルト、ルカ、ここは”キュンっ☆”だ。頬を両手で挟むんだ」
「…なんでブレラはノリノリなんだよ」
何故か途中からブレラがコーチになり、レッスンは進む。気乗りしなかったルカとアルトだったが、何回かやる内に乗ってきていた。
キュンっ☆
ミハエルとブレラを中心に、寄り添ってキメのポーズ。その時。
「…何やってるの、あんたたち」
入口のドアを開けて、呆然とシェリルが呟く。
「いっ、いつからお兄ちゃんアルト君とそんな不潔な関係になったの…?」
「ルカ君、ミシェル君とそんなっ」
「お前、とうとうそっち方面に走ったのか、ミシェル」
ランカ、ナナセ、クランがそう言って。
「……」
ミハエル達は声が出せず、思わず固まってしまう。
「行こう、シェリルさん!」
ランカがシェリルの腕を取って出ていこうとしたので、
「待て、誤解だ」
アルトが追いかけようとするが、
「いーやー!アルト君、不潔っ!」
叫び様、ランカは手近の椅子を投げつけ、アルトはそれの直撃を受けて昏倒した。
「な、なんなのあいつら…」
連れ出されるシェリルが呟くと、
「シェリルさん、残念ですがお兄ちゃんとアルト君は渡っちゃいけない川を渡ってしまったんです…。だから、あたし達幸せになりましょうねっ」
「え、え…?」
意味が分からずきょとんとしているシェリルをランカは強引に連れ出していく、その後をブレラが追った。
「待てランカ、これはっ…」
「お兄ちゃん、アルト君を宜しくね…」
「待ってナナセさんこれはっ」
「いいネタになったわ!ありがとう、ルカ君!」
ナナセは何故か嬉々として出ていく。
ひとりのびているが、他は皆、出てってしまい、後にはクランとミハエルが残された。
「…なにがやりたかったんだ、お前」
「まあ、ね」
ミシェルも疲れたように、ソファに座り込む。
「たまにはな、こいつも素直になればいいと思ったんだけど」
「悪ふざけが過ぎたな」
くすり、とクランも笑う。アルトは未だにのびていたので、ソファに寝かせてやった。
「…まあでも、ちゃんと聴かせてやればシェリルは喜んだろうな」
「だろうね」
何よりも歌を愛する彼女のことだ。歌でアルトの気持ちを伝えてやれば、きっと喜んだだろう。
「…お前は、どうだ。ミシェル?」
「ん?」
「付き合ってやろうか。デュエットもたまには良いな」
クランがミハエルにマイクを差し出す。ミハエルもそれを受け取り、二人歌い始めたのは「Angel Voice」。

(いや、良い歌だと思うが…)
起きたけれど、出ようにも出られずアルトは、そのまま眠ったふりで二人の歌に耳を傾ける。
(いつか、俺も…)
またシェリルに特訓させられるかもしれないが、それもまた幸せだろう、と思う。

機会があれば、きちんと気持ちを伝えたい。
アルトは改めて、そう決意した。


「…だから、誤解だろうと言っている」
「うん、知ってる」
「…なに?」
シェリルと別れ、未だ沈黙を続けるランカにブレラは必死で言い募っていたが、家に帰った途端、ランカがあっさりと態度を翻した。
「ランカ」
「だって、ああ言っておけばシェリルさん、アルト君に近付かないでしょう?」
そう言って、にかっとランカは笑う。
「……」
それが狙いか、とブレラは胸中で嘆息した。若干、アルトに同情の念を覚えるが、ランカが幸せならそれで良いか、と自分に言い聞かせ、無理矢理納得することにした。






おしまい
(色々ごめんなさい)

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Author:Rook
ようこそおいでくださいました。
こちらはマクロスフロンティア感想・および原作とは全く関係のない妄想小話の吐き出し部屋です。
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一応映画が公開されるまでの期間限定ですが、もしかしたら延長もあるかもしれません(笑)
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