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今日は8月2日ということで。

ひっっっさしぶりのまくろふ小話です。

ちょっとアレなガールズトークです(笑)
ワコ○ルさんとピーチ・○ョンのツイッターにありましたので。
オチなしです。

余力があればGHでもやりたかったな…
八月二日は○○○の日



シェリルは航宙科の実技訓練を終え、クランとシャワー室へ向かう。
すると何故か、ランカとナナセが待っていた。
「どうしたの?」
「お二人を待っていたんです」
ランカは目を輝かせて告げ、ナナセはまた不思議なことに、少し顔を赤くし、あさってな方向へ視線を泳がせる。
「私たちをか?はて、特に約束はしてない筈だが」
クランとシェリルは顔を見合わせる。
「突然ですみません。でも」
今度はナナセが二人に向かって言う。
「とにかく…お時間があればこのくじを引いてくれませんか」
俯いたまま突き出された両手には、細い紙の短冊のようなものが何本か握られていた。
「…今日はこの後OFFだから付き合っても良いけど…なあに?」
「その前にシャワー浴びたいんだが。訓練の後で汗がべたべただ」
シェリルは首を傾げ、クランは抗議の声を上げる。
「は、はい!どうぞ」
慌ててナナセは胸元にくじを引き寄せた。怪訝に思いながらも、シェリルとクランはシャワー室へ消えていった。

「ナナちゃん、楽しみだね」
「ランカさん…」
二人を見送り、うきうきと弾んだ声でランカは言うが、疲れたようにナナセはこっそり吐息を吐いた。

シャワーを浴び、着替えを終えて更衣室から出て来た二人を待ち伏せし、そのままランカとナナセは休憩室へ二人を誘った。
この時間はもう彼女たちのほかに誰も居ない。
ナナセがかいがいしく自販機からジュースを人数分用意し、ランカは二人を強引に座らせた。
ナナセの前にクラン、ランカの前にはシェリルが座る。
「なあ、私たちは訓練の後で、腹が減っているんだが」
「終わったら娘々へみんなでご飯食べに行きましょう!」
「そうか」
「なに?なになに」
シェリルが興味を持ったようで、身を乗り出して訊ねてきた。シャワーを浴びたばかりのシャンプーの香りがランカの鼻孔をふわりとくすぐる。
(はぁ、シェリルさんいい香り♡)
思わずうっとりとしてしまうが、今はやるべき事をやらねばならない。
「…じゃあ、このくじを引いて下さい」
「これ?」
ナナセの手からシェリルは一本、そのくじを引く。そこには、
「色」と書かれている。
「色?なあに?何の色?」
「今ですね、穿いているパンツの色を教えて下さい!」
「はぁ?」
声を上げたのはシェリルではなく、クランだった。
「ああ…ラベンダーよ」
「きゃあ♡」
ランカはうれしそうな声を上げた。
「なんだ、それ」
クランがぼやきながらも、それでもナナセから差し出されたくじを引いた。
「形…?」
「クランさんは、今どんな形のパンツを穿いているんですかー?」
「形って、パンツはパンツだろうが」
「ほら、いつかのようにサイドリボンタイプとか、Tバックとか!」
「ティッ、てぃーばっくなぞ!」
クランの声が裏返る。
「ああ、でもミシェルさん好きそうですよね」
「あやつの好み何かしらん!」
と言いつつ、顔が真っ赤になっている。
「ちなみにランカさんは?」
ナナセから促されてランカもくじを引いた。
「数」
「ああ、何枚持っているか、ってこと?」
「はい。うーん、何枚だったかなぁ。覚えてないけど…二十枚くらい?」
「ふうん?そんなもの?私は数えたことないけど、百枚はあるんじゃないかしら」
「わあ、そうなんですか!」
不思議と勢い込んでナナセが叫ぶ。するとランカが、
「ということは…ナナちゃんのはあれかあ」
それを聞いたナナセが、う、と息を呑み顔を真っ赤にして手元のくじを握りしめる。
「あら。なあに?」
シェリルの目が好奇に輝いた。
「な、なんでもないですよ!」
「そういうわけに如何だろう。えいっ」
「きゃあっ!」
握りしめたままのくじをそのまま引っ張るとちぎれてしまうので、クランが取った行動は、正面にあるナナセの豊満な谷間を指で突く、という行動だった。
「クランさんのえっち!」
ナナセが叫ぶが、動揺した隙にするりとその手からシェリルがくじを抜く。そこには、
「勝負下着」
と書かれていた。
「へぇ…勝負下着ねぇ」
「ほ、ほほう」
「……」
真っ赤になって俯いたナナセだが、周囲の圧力に負け、
「……赤のレース…」
と小さい声で呟いた。
「あら、情熱的で素敵ね」
「やっぱり、彼の好みなんだよね−」
シェリルが素直に感嘆の声を上げれば、ランカが意地悪そうにからかった。
「そうなの?」
「……い、いただいたので。プレゼントに…」
「あら。可愛いじゃない」
「…ところで、これは何の趣向なんだ?」
クランが話題を変えるように訊ねた。
「ああ、それは今日がぱんつの日!だからです!」
「ええ!?」
シェリルとクランが同時に声を上げた。
「8月2日は、フロンティアの女子の間で、パンツについて語り合い友情を深める日なんですよ!」
「そうなの?」
「…はじめて聞いたぞ、そんな話し」
シェリルは不思議そうに、クランは不審げに呟く。
「そぉー?こんなの女子のじょーしきだよ、前の学校ではそうだったもん」
「そうなんだ」
素直にシェリルは納得した。テーマがどうあれ、彼女たちの”女子トーク”を楽しみにしている彼女である。
その後はお互いのテーマの他に、語り合った。

翌朝。
(シェリルの奴、昨日は急に外食だなんてな…)
しかもそのまま、ランカの家に泊まって今日はそのまま仕事へ向かう、といわれた。
アルトは昨日非番だったので早めに帰宅し、彼女のために料理を作って待っていたというのに。
貴重な二人の時間が邪魔されて、ランカ達のことを恨みたくもなる。
そんなことを考えながら学校の校門をくぐったところで、「アールト君っ、おはよ!」背後から声をかけられた。
「…ああ。おはよう」
不機嫌さを隠そうとしないアルトとは対照的に、ランカはやたら上機嫌だった。
「ねえ、アルト君、知ってた?」
「…なんだよ」
「シェリルさんの勝負下着って、ピンクのレース、なんだよねー♪」
「……なぁっ」
(アルト…こういうのが好きって…)
その時のシェリルの甘い声が脳内で再生される。恥じらいながらもそう言って見せてくれたあの光景まで。
それを、何故こいつが。
「で、あれってね、…ごにょごにょ」
ランカが何事か彼の耳元で囁く。
「はぁっ!?」
アルトは一瞬素っ頓狂な叫びを上げ、そしてそのまま固まった。
ランカはそんな彼の様子に頓着せず、そのまま走り去った。
「…アルト、どうした」
ミシェルが声をかけ、漸く硬直が溶けたらしい。
「…ちょっと、忘れ物取りに行ってくる」
「はあ?もう授業始まるぞ」
「後から行く!」
呆れたように言ったミシェルの声を背中で流し、アルトは駆け出す。
「確かめなきゃ…!」
(どうしたんだ、アルトの奴)
疑問に思いながらも学年主席の青年は、その席をキープすべく学校に向かった。

「ねえ、シェリルさんのあの勝負下着ってね—」
ランカの声が何度もアルトの中でリピートする。
「あれって、矢三郎さんから貰ったんだって」
シェリルの下着の中で、確かにあれはアルトの一番のヒットだった。
それが、シェリル自身が選んだ者でなく、兄のような矢三郎が選んだとしたら。

感謝すべきか、悔しがるべきか。
自らに決着を着けるべく、彼は走った。


テーマ : マクロスF
ジャンル : アニメ・コミック

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Author:Rook
ようこそおいでくださいました。
こちらはマクロスフロンティア感想・および原作とは全く関係のない妄想小話の吐き出し部屋です。
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銀河の妖精至上主義
一応映画が公開されるまでの期間限定ですが、もしかしたら延長もあるかもしれません(笑)
→とりあえず完結編公開まで。

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