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ばかっぷるその後。《前編》

小学生バカップルの続きです。

おまけのつもりで書いたのですが…。
倍の長さになりました。なので前中後編に分けます。
中編と後編は明日アップします。

で。

アルシェリです。

ええ、誰が何と言おうとアルシェリなんです!!
(…はじめてかも知れない)

…R15、位…でしょうか;
ここまでいちゃこくつもりはなかったのに、つい指が滑りました(笑)


ところでNTのインターミッションはやはり大戦が始まる前の平和な学園生活…なんでしょうが。
この設定では戦後で、とりあえず惑星での生活が落ち着いて再開された学園が舞台、ということにしておきます。
その前提が間違ってるんですが。
でないとあの人が出せないし~ということで。
ミシェルは元気ですv




屋上で二人きり?

息を切らし、非常階段から一気に屋上に駆け上がった二人だったが。
「しまった、全部メンテナンス中だっ…」
「はあ、あ、…はぁ、ちょっとそれ…、えくす…ギア、全部ないってこと…?」
「ああ。定期メンテナンスだ。いつもは一台くらい、残しておくんだが」
生憎全部出払っているようだった。屋上まで来たのは、EXギアを使って脱出しようと思ったからなのだが。

「ちょっと、それ…はぁ、どうすんのよ」
セリフの合間にも、乱れた息を整えるのにシェリルは必死だった。
非常階段のある、小さな小屋と屋上の手すりの間、狭いが此所ならばれにくいだろう、と二人は身を隠す。
「いざとなったら、モニュメントのVF-1で逃げるか」
「…起動するの?あれ」
「なんとかなるだろ」
二人並んで、腰を下ろす。
ずっと走り続けていたのだ。アルトはともかく、シェリルも流石に息が切れていた。
「そうだ、ほれ」
「なに?きゃっ」
アルトはシェリルの頭に帽子を被せた。最初に追いかけっこをしていたこの屋上でシェリルは帽子を落としていたが、アルトはしっかりそれを持っていたのだ。
「ありがとう」
素直に礼を言って、シェリルは被り直す。乱れた髪を整え、帽子に収めた。そうすると、普段波打つピンクブロンドで覆われていた項のラインが、アルトから良く見える。久しぶりの、二人きり。
走ったせいか、いつもよりシェリルの体香が強いように感じる。
その時、ふわりと風が吹いた。
「気持ち良いわね、本物の風は。色んな匂いを運んで来るのね」
嬉しそうにシェリルは呟く。
(『ぜーんぶ、天然モノよ。生まれたときのまま』…なんだよな)
いつかのセリフを思い出してしまい、アルトは頬を染めるが気持ちよさそうに目を細めているシェリルは気付かない。その横顔から、目が離せない。
とくん、と胸が高鳴る。
(うわ、どうする、俺…)
この胸の鼓動は、シェリルに聞こえないだろうか?
一人乙女な気分に浸っていたアルトだったが、
「大丈夫かしら、ランカちゃん」
その声で現実に引き戻された。
「は?」
「ランカちゃんは、無事に帰れたのかしら。今日、これからスタジオでレッスンなのよね」
「あいつなら真っ先に俺たち見捨てて出ていったから大丈夫だろ」
ぶっきらぼうにアルトは告げる。シェリルも「そうね」と応え、膝を抱いて顔を埋めた。

…あの、さよならライブで。シェリルはライブ、アルトは初陣に出る直前の、
あの時のようだ。

だが再び、
「ランカちゃんなら、大丈夫ね」
「…人のことより自分たちのことを心配しろよ」
思わず強い口調で言ってしまったので、
「本当に仲良いんだな、お前たち」
と続けたが、自分でも滲み出た嫉妬の色を隠せなかった自覚はあった。



アルトさん、青春、してます。

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Author:Rook
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こちらはマクロスフロンティア感想・および原作とは全く関係のない妄想小話の吐き出し部屋です。
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一応映画が公開されるまでの期間限定ですが、もしかしたら延長もあるかもしれません(笑)
→とりあえず完結編公開まで。

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